2019.10-25 /未分類銀行融資期間の話

収益不動産の購入の際に融資を受けることは、必然となってきます。

その際に融資期間は、長くするか短くするかという質問を受けます。

その時の回答は、本業大家さんか副業大家さんで大きく変わります。

①本業の大家さんだと、キャッシュフローを重視しないと返済してお金が残らないのであれば生活にも困りますので極力長めに融資期間を決めることが大切です。物件も長期保有が目的でもありますので。

本業の大家さんでも短期売却を検討しているならキャッシュフローを考えずに融資期間を短くすることも一つの手段ではあります。そうすると売却時(出口)では残債が少なくなっているので売却後の手元資金が大きく残りますので。

 

②副業大家さんは、給料なり事業なりの本業収入での生活が可能ですので、融資期間は短く設定することが大切です。なぜなら、副業大家さんの場合今の収入増加よりも将来の(老後含めた)資金や収入確保が目的であることが多いです。そうすると、現状のキャッシュフローを本業大家さんより考えなくても問題ないからです。

 

まとめますと、本業でも副業でもその不動産の出口戦略により期間は決めることが大切です。なんでも長くすることがいいのでもなく短く設定しすぎるのもよくありません。

よって、専門家のアドバイスを受けながら自分にあった戦略をたてることが一番重要です。