2018.08-31 /未分類賃貸不動産を個人で所有するか、法人で所有するか?

不動産賃貸始めたいけど、個人で持ったらいいの?法人で持ったらいいの?

どっちで持った方が得なの?

本業か副業でもどちらで始めようかと考えている人には最初の課題になるかと思います。

まずは、個人で所有する際のメリット・デメリットを見ていきましょう!

 

メリット

①個人で所有することにより、家賃収入と所得(利益)が増えます。

そうすることにより、対外的な信用が上がります。(特に銀行に対しては有利になります。)

②個人の所得税は5%~55%であり収入が低い方には、利益が出ても低い税率での税金納付となります。

③初年度や大きな修繕費を払ったときに不動産所得が赤字になったときには、給料や個人で事業をしている人

は、その赤字と給料や事業の黒字と相殺して節税することができます。

④相続税対策とすることもできます。

賃貸不動産であれば一定の条件のもと、建物は時価の70%で土地は場所によりますが時価の概ね80%

で評価できます。そうすることで現金で相続するより評価を下げることで節税にもなります。

 

デメリット

①メリット①②にかかわりますが、給料や個人事業で収入が非常に多い人は、税率が高くなりより多額の税金を

支払うことになります。

②個人所得税では、特に不動産所得では節税することが難しいです。

③メリット④の評価を下げることができますが、相続人が多いと分割協議がまとまらなくて相続が争続に

なる可能性があります。

 

などが挙げられます。

次回は法人で所有するメリットデメリットを検討していきます。